【行政書士】直前期はまだまだ伸びる!独学の人におすすめの直前対策講座|2022年版

直前期なのに合格点まで全然足りない。

今年の合格はあきらめるか・・

と、悩んでいる方に「直前期は本当に点数伸びるよ」ということをお伝えしたいと思います。

この記事を書いている僕は、現役の行政書士受験生です。

筆者の行政書士受験歴

2019年:独学で174点(LECのウォーク問を中心に勉強)
» 【174点|独学で不合格】行政書士試験に一発合格できなかった理由


2020年:独学で176点(スー過去・合格革命肢別を中心に勉強)
» 行政書士試験「独学は厳しかった」2年連続170点台不合格|勉強時間とテキスト


2021年は、海外居住のため受験を諦めました。

2022年 スタディング行政書士講座 合格コースコンプリート(旧総合コース)で勉強中
» スタディングで100時間勉強した感想

行政書士受験生で情報収集している人は
「初学者の直前期は、本当に力が伸びる」
と聞いたことがあると思います。

これは、僕の実体験から本当だと思ったので、
直前期に点数が伸びなくて悩んでいる方の励みになればと思い
本記事を書いています。

結論から言うと、僕は直前期に54点伸びました。(模試と本試験の比較)

受験生歴4年の僕が、本気でおすすめする3社》

目次

行政書士|直前期に54点の伸びた経験

僕は、次のとおり模試から本試験にかけて、54点伸びました。

・9月中旬のLECの市販模試:120点(※3時間28分かかりました。)
・11月の本試験:174点

点数の詳細は、次の通り。

科目9月中旬模試本試験
基礎法学(択一)
憲法(択一)
行政法(択一)2060
民法(択一)2016
商法・会社法(択一)
憲法(多肢)
行政法(多肢)1414
行政法(記)2020
民法(記)20
政・経・社
通信・個人情報保護法16
文章理解
合計120174
模試の結果(左)・本試験の結果(右)
模試の解答用紙

9月中旬で、合計120点・所要時間3時間半くらいでかなり絶望しました。

絶望したのは点数だけではありません。
とにかく手応えを感じられませんでした。

唯一まあまあな点数が取れた民法の五肢択一式も、手応えを感じれず、
記述式で正当できた一問も、サービス問題とも言える優しい問題でした。

その状況から、結果的に54点伸ばすことがきましたが、それには明確な理由がありました。

直前期に成績が伸びた2つの理由

成績が伸びた大きな理由は次の2つ。

  • 記述対策が成功した
  • 模試の結果から方向修正した

記述式対策が成功した

LEC横溝講師の出題予想・記述予想

上の写真は、LECの横溝講師が「あと50日の過ごし方」というイベントで本試験の出題を予想したものです。

行政法記述式は、この予想がズバリ的中
さらに行政書士独学応援チャンネルでも同じ問題の記述対策講義をしてくれていたので、
本番でもバッチリ解答できました。

また、民法記述式の内の1問は、問題文中にヒントがあり、記述としては得点しやすい形式でした。

LECの「あと50日の過ごし方」は今年も開催されるので要チェックです。

» 無料で「あと50日の過ごし方」のレジュメをダウンロードする

模試の結果から方向修正がうまくいった

模試をやることによって現状を知ることができたので勉強の方向性を変えることができました。

これが直前期の激伸びに繋がったと確信しています。
具体的には、

STEP
模試をやる

合格点は遠い」、「足切りの可能性が高い」、「全然時間足りない」などの現状がわかる。

STEP
仮説が立つ

本試験まで時間がないので、勉強量が直接点数に直結する科目に集中しかない。

STEP
仮説通りに勉強

行政法情報通信・通信個人情報保護法に集中。

と、いった感じです。

この時点で、本試験まで残り1ヶ月半でしたが
結果的に、行政法の5肢択一式と情報通信・個人情報保護法で32点上がりました。

記述式がはまれば大幅に点数アップ
・勉強量が点数に直結する科目に集中

で直前期に大きく点数を伸ばすことができる。

次項では、9月からでも間に合う直前期対策用の講座を紹介します。

直前期に点数アップが望める科目と直前対策講座

ここから先は、ご自身の状況に合わせて慎重に行動してください。
模試の点数が悪くない方や学習が計画通りの方には、参考にならない内容となっています。

直前期で点数を伸ばすのは、今までやってきたことの継続というのが理想的ですが、「それだけは足りない」という方向けに、書籍・単科講座を紹介します。

直前期に点数アップが望めるのは次の科目です。

  • 行政法
  • 民法
  • 記述式
  • 文章理解
  • 情報通信、個人情報保護法

直前期に点数アップが望める科目①:行政法

理解を伴う暗記科目なので、論点整理・知識漏れ確認で点数アップが望めます。

過去問を7−8周回しているのに模試で成果が出ない人は、単科講座を取り入れることも検討しましょう。

行政法の直前対策講座

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予備校講座講義時間受講料配信開始日
条文マーキング講義【行政法】18時間30,600円6月30日
行政法16点アップ道場15時間33,000円9月17日

「条文マーキング講義【行政法】」は、元々直前対策の講座でしたが、もっと早くから開始したいとの受講生の声から、夏季直前に受講できるようになりました。担当するのは、志水講師です。

「LECの行政法16点アップ道場」は、一問一等式で、受講生に問いかける形で各分野を見ていきます。
ポイントは、レジュメを使い倒すこと。

直前期に点数アップが望める科目②:民法

5肢択一は直前期にやっても点数を伸ばすのは難しいですが、記述式がハマれば大幅点数アップも可能性があります。

民法の直前対策講座

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予備校講座講義時間受講料配信開始日
条文マーキング講義【民法】27時間45,900円5月12日
民法20点アップ道場6時間13,200円8月20日

伊藤塾の「条文マーキング講義【民法】」は、27時間とかなりのボリュームなので、他の科目との兼ね合いも気をつけましょう。
直前対策という意味では、「LECの民法20点アップ道場」が講義時間・受講料のバランスがちょうど良いですね。

直前期に点数アップが望める科目③:文章理解

本試験までに2週間毎日1時間取り組めば、得意科目になる可能性もあり。
模試で1〜2問しか取れていないという人は、絶対に3問取りたい科目です。

文章理解の直前対策ができる講座は、次の記事にまとめています。
» 直前対策 文章理解まとめ

「単科講座は、ちょっと・・・」
という方には、次の書籍がおすすめです。
時事対策も合わせて対策可能です。

直前期に点数アップが望める科目④:情報通信・個人情報保護法

あまり深いところまで、問われないですが、足切りが絡むので完璧にしたい科目です。
10月に入ったのにほとんどやっていないという人でも、単科講座でいっきに仕上げることが可能です。

というか、実際はほとんどの人は、そうなるのかなと思います。

情報通信・個人情報保護法の直前対策ができる講座は、次の記事にまとめています。
» 直前対策 情報通信・個人情報保護法まとめ

ちなみに、予備校ではありませんが令和3年向けに加筆・修正されるかは、定かではありませんが、独学応援チャンネルの佐藤先生のnoteは、令和元年・令和2年と出題を的中させています。
» 佐藤先生のnoteはこちら

お値段は、300円です。

直前期に点数アップが望める科目⑤:記述式

1番の大逆転要素がある科目ですね。
記述式の出題予想が当たれば、大幅点数アップが望めるので、ここまで勉強してきてあきらめるという選択肢は、ありません。

とは言っても、記述式で出題される条文が当たったとしても、問われる論点がズレたり、解答方法が難しい場合もあるので、単科講座で対策するのが効果的です。

記述式の直前対策講座

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予備校講座講義時間受講料配信開始日
記述式 解法スキルマスター講義3時間6,000円9月3日
総まくり記述80問攻略講座16時間38,280円4月22日
【記述】直前ヤマ当てフェス行政法2問・民法4問分の解説講義3,300円9月05日
記述60問解きまくり講座7.5時間22,000円7月20日

上記4つですが、対象者が異なります。

解法から学びたい方向け

「記述式も市販書籍で対策しようとしてたけど難しそう」という方は、伊藤塾の「解法スキルマスター」がおすすめです。

こちらの講座は、出題予想というよりも、点数の伸ばし方・勉強方法・解法手順を取り扱う講義なので、ご自身で条文・判例をしっかり押さえる必要があります。

普段の学習内容から記述式問題を攻略する手法を身につけることを目指すので、過去問の回転を落としたくないという方に向いています。
» 記述式 解法スキルマスター講義はこちら(伊藤塾公式サイト)

こちらの講座を選ぶ方は、市販の記述式対策問題集も併せて問題演習をこなしましょう。

「予備校の出題予想に賭ける」という方向け

僕であれば、アガルートの「記述80問攻略講座」を選びますね。
申し訳ないですが、LECは毎年”50日前の過ごし方”でも記述の出題予想を無料で提供してくれているので。

とは言え、値段で選ぶならLECの記述60問解きまくり講座ですね。
1万6千円も違うので。

本試験まで時間がないという方は、迷わず【記述】直前ヤマ当てフェスです。
予備校が「山当て」と名を打って出しているので、3,300円を賭ける価値はあるかと思います。

行政書士|無料の直前対策

上でつらつらと直前期用の単科講座を紹介してきましたが、
正直、独学の方でもご自身の勉強と次の3つでも十分かと思います。

なんと言っても無料ですし、3社とも司法試験にも対応しており、法律系資格を得意としています。

予備校講座内容配信開始日
2021年度本試験 合格サポート企画複数動画講義10/12頃に発表
直前ヤマ当てフェス【短答】改正民法含む3部構成10月10日
LEC 50日前の過ごし方全科目の出題論点予想9月20日
無料直前対策
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予備校講座内容配信開始日
2021年度本試験 合格サポート企画複数動画講義10/12頃に発表
直前ヤマ当てフェス【短答】改正民法含む3部構成10月10日
LEC 50日前の過ごし方全科目の出題論点予想9月20日
無料直前対策

伊藤塾:2021年度本試験 合格サポート企画

  • 【計画中】平林勉講師による連続動画企画
  • 藤田竜平講師による「行政書士試験受験生の悩みを10分で解決」

伊藤塾の昨年の直前対策無料講義は、超優良でしたし、行政法の記述式も的中させていました。

今年も期待です。

» 伊藤塾公式サイト 2021年度本試験 合格サポート企画はこちら

アガルート:直前ヤマ当てフェス【短答】

全3部構成でして、全独学者必見は、第一部の改正民法対策。
他資格で出題された問題を解説します。

超直前期で他にやることが多い中でも十分利用可能です。

1日一問解き、該当条文・周辺条文を抑えていくといった方法であれば大丈夫です。

過去問で対応しきれない改正民法の不安も本講座で解消しましょう。

» アガルート公式サイト 直前ヤマ当てフェス【短答】はこちら

LEC

毎年恒例の出題予想イベントです。

記述式も含め、全科目の出題が予想される重要論点が紹介されます。

費用をおさえたい方は、市販書籍と横溝講師の予想で乗り切るのも策です。
レジュメもダウンロード可能です。

実績としては、令和元年では行政法の記述式論点を的中させ、令和2年は民法五肢択一のマイナー論点を的中させていました。家族法の予想は外していましたが、的中率で考えたら超有料級です。

» LEC公式サイト 50日前の過ごし方はこちら

まとめ

本記事を読んだ方が
「ここまで直前期に点数が伸びるなら直前期はもっと勉強すれば良かった」
と後悔しないように、最後まで勉強を続けてもらえればと思います。

僕もまだ合格していないので、僕も頑張ります。

ちなみに、2年目も不合格でした。
下の記事で、紹介しています。

独学の人に朗報です! 今ならクレアールに資料請求すると、市販書籍の「非常識合格法」の本が先着100名まで無料でもらえます。

行政書士講座タイプ別おすすめ9社

【2023年版】

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タイプ絶対に合格したい絶対に合格したい絶対に合格したいコスパ重視コスパ重視コスパ重視とにかく忙しいとにかく忙しいとにかく忙しい
通信講座
初心者向けコース入門総合カリキュラム(ライト) 合格講座
スタンダード
パーフェクトコース18ヶ月合格コース月額制合格革命コース総合コース
コンプリート
S式合格講座
+記述対策講座セット
バリューセット3
講義時間266h194h201h265h208h50h83h72h78h
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11月30日まで
235,000円
早期割引
185,000円
10月31日まで
期間割引
62,000円
9月8日まで

3,480円/月

49,800円
59,400円
登録クーポン
53,460円


59,800円

94,800円
合格実績
(2021)
1
合格率
37.9%
合格者の声
107名
合格率
53.8%
合格者の声
105名
掲載なし掲載なし合格者の声
90名
合格率
35%
合格率
38.0%
評判評判評判評判評判評判評判評判評判評判
公式HPHPHPHPHPHPHPHPHPHP
主要講座比較表

1:該当コースのみの実績ではありません。


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