【正規受講者の本音レビュー】伊藤塾行政書士のスピードマスター|200時間受講した結果

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合格年度は、スタディングを受講» 400時間受講したレビュー

受験生

伊藤塾のスピードマスター講座って実際どうなの?

本当に3か月で合格できるの?
実際に受講した人の話が聞きたい。

このような疑問にお答えするため

実際に、2022年に伊藤塾行政書士のスピードマスター講座を受講されたRさん (30代・女性)にお話を伺いました。 

当サイトの管理人は、2022年の行政書士試験に合格しています。

管理人の受験歴(クリック→)

1年目(2019):独学で174点(LECのウォーク問を中心に勉強)
» 【行政書士受験ブログ】独学1年目、不合格だった理由|勉強時間・使用テキストなど


2年目(2020):独学で176点(スー過去・合格革命肢別を中心に勉強)
» 行政書士試験「独学は厳しかった」2年連続170点台不合格|勉強時間とテキスト


3年目(2021):海外居住のため受験を諦めました。スー過去を一周のみで断念

4年目(2022):192点で合格(スタディング通信講座で勉強)
»「本試験、受けてきました。」結果と感想|難易度など
» スタディング行政書士の実態|400時間使った僕が解説
 

スタディング公式サイトでも僕の合格体験談を掲載頂いてます。

インタビューに応じてくれたRさん
一般知識でマークミスをしてしまい、足切りのため記述の採点がされなかったんですが・・・

合否通知書を見て、驚き

なんと法令科目の択一式(五肢択一+多肢選択)は、同年に合格した僕より10点も上。(→管理人の合格体験談)

Rさんの合否通知書

総勉強時間200時間、総合138点という事前情報しか聞いていなかった僕は
最初、理解が追いつきませんでした。

「マークミスがなく、記述式が採点されていれば・・・」と非常に悔やまれる結果です。

本当すごい。

さて、わずか200時間の勉強で法令科目が合格ラインに乗ったRさんですが

「これってRさんがめっちゃ優秀なのか?」

もしくは

「伊藤塾のスピードマスター講座がマジですごいのか?」

その辺についても、深く探っていきます。

本インタビューでは、
公式サイトなどでは、触れられないデメリット微妙に感じた点なども
しっかりお聞きしたので、伊藤塾の行政書士講座を検討中の人はぜひ参考にして下さいね。

特に記事後半の「本音でQ&A」は特に参考になるかと。

それでは、Rさんの受講体験談を見ていきましょう!
==========

こんにちは、2022年に伊藤塾行政書士「超スピードマスター講座」を受講したRです。

Rさんが実際に使ったテキスト
Rさん(30代・女性)の試験結果

■試験結果::138点(不合格)
※一般知識で足切りのため、記述未採点

法令5肢択一式:104点
法令多肢選択式:14点
記述式:**点
一般知識:20点

■伊藤塾行政書士スピードマスター講座 受講期間:約3ヶ月

総勉強時間は、約200時間でした。



という結果でした。

それでは、伊藤塾の受講体験です。

\スピードマスター講座のガイダンス・合格者インタビューを見る/

   伊藤塾 公式サイト   

※2024年合格目標の超スピードマスターコースは、まだ開講していません。

目次

私が、行政書士試験を受けようと思ったきっかけ

受験当時、私は販売員として働いており、体力的に厳しい毎日を送っていました。

どうにかこの生活から脱却したいと思い、たどり着いたのが資格取得という手段。

そして、どうせ勉強するなら難関資格に挑戦してみようと思いました。

法律は全くの初学者でしたが、行政書士は副業としても活動できる点や、自分にも出来そうな気がする、というざっくりとしたイメージで勉強を始めました。

私が、伊藤塾行政書士「超スピードマスター講座」を選んだ理由2つ

私が、伊藤塾行政書士「超スピードマスター講座」を選んだ理由すごくシンプルでして

  • 平林講師の講義の分かり安さ
  • 試験まで残り3か月しかなかった

の二つが理由です。

伊藤塾行政書士「超スピードマスター講座」に決めた理由①:平林講師の講義の分かり安さ

YouTubeで見た平林講師の講義が分かりやすかったのが、伊藤塾を選んだ理由です。

今回は、2回目の受験でして
受験1年目は、市販のテキストと過去問とYouTubeだけで勉強していました。

その時に、伊藤塾の無料チャンネルを見つけたのが、伊藤塾を知ったきっかけです。

平林講師の解説が頭にスッと入ってきたのが快感で、他の通信講座とは比較することは一切考えませんでした。

伊藤塾行政書士「超スピードマスター講座」に決めた理由②:試験まで残り3か月しかなかった

伊藤塾の中でも、超短期講座の超スピードマスター講座を選んだ理由は、
勉強開始時期が試験まで残り3か月しかなかったからです。

要は、他に選択肢がありませんでした。

ちなみに1年目の勉強時間は約200時間ほどでして、総合点はちょうど100点ほど。

基礎も勉強方法も確立していないまさに初学者という状況でしたので、
試験まで時間があれば通常の「合格講座」を選んでいたかと思います。

本音レビュー|伊藤塾行政書士超スピードマスター講座での勉強方法

全講義を見終えることがインプット面の目標

家でも外出先でも、講座の動画を全て視聴し終えることを目標にしました。

インプットを中心にして、外出先では「行政書士過去問2022」というアプリを利用しました。(※伊藤塾のアプリではありません。)

伊藤塾行政書士超スピードマスター講座を利用した勉強方法

勉強手順は、講義動画視聴 → 該当テキストの簡単な見直し → 5分程度の過去問解説動画視聴 → 過去問演習 → 再度該当テキストを読む、という流れでした。

この勉強手順は、講師からの指示に従ったものです。

本音レビュー|伊藤塾行政書士超スピードマスターに付け足した教材

独学時代に購入した「合格革命基本テキスト」に付属していた六法を使用しました。

行政書士試験対策に六法は不要という意見もありますが、行政法に関しては条文知識が重要だとわかり、使用しました。

民法に関しては、条文数が多いので全てに目を通す必要はないと思いますが、テキストで学んだ部分だけは、なるべく六法を見るようにしていました。

よく見ていたYouTube講義は、「行政書士独学応援チャンネル」です。

恐らく、行政書士試験に必要なテーマは全て網羅しているのではないかと思うほどの動画数です。説明も分かりやすくオススメです。1点集中して自分が受講している講座だけをやることも大切だと思いますが、通信講座では、わからないことがあってもすぐに講師に質問できないので、YouTubeを活用していました。

本音レビュー|伊藤塾行政書士「超スピードマスター講座」良かった点2つ

  • 出題予想に合わせた講座内容で、無駄な勉強をせずに済みました。
  • 民法の講義が分かりやすかった

上記2点が良かったです。

伊藤塾行政書士「超スピードマスター講座」の良かった点①:出題予想に合わせた講座内容

初学者の私にとって、出題範囲の広い行政書士試験の勉強をどのように進めるべきか、さっぱりわかりませんでした。

しかし超スピードマスター講座では、過去問データ分析とプロの目線で、最重要テーマとそれ以外をしっかり区別して教えてもらえました。

これが勉強の効率化に大きく役立ちました。

ちなみにですが、この点が独学と通信講座の差だと思います。

市販テキスト・問題集は確かにやりきれば合格点に到達すると思います。
ブログやYouTubeの情報からもこれは間違いのない事実かと。

ですが、勉強の優先順位・重要度を意識して、力や時間のかけ方を調整するのは、独学では難しいと思います。

伊藤塾行政書士「超スピードマスター講座」の良かった点①:民法の講義が分かりやすかった

平林講師の「体系的に民法を理解する」という方針に基づいた講座が感動的に分かりやすく
苦手だった民法が好きになりました。

民法にはテーマが多くなかなか勉強が進まないのも悩みでしたが、
「全テーマをまずは一周して全体像を把握することで、一つ一つのテーマの理解がより深まる」
という勉強方法を学べた点は特に良かったです。

私は独学時代、民法の理解にとても苦労しました。
「暗記だけでは太刀打ち出来ない」
という事は分かっていたものの、
テキストを読んだりYouTubeを見るだけでは理解の限界を感じていました。

民法で悩んでいる方は伊藤塾の無料チャンネルを見てみることを強くおススメしたいです。

本音レビュー|伊藤塾行政書士「超スピードマスター講座」の良くなかった点

私が本講座を受講して良くなかったと思ったのは、一点だけ。

「超スピードマスター講座専用のテキストではない」ことです。

超スピードマスター講座で使用したテキストは、1年かけて学習する「行政書士合格講座」で使用されている教材と同じ物でした。

そのため、講座の動画内で
「ここはやらなくて良いのでバツしてください」という指示が逐一あり、
その指示の時間が少し無駄だったかなと思います。

ですが、私の場合、残念ながら今回は不合格だったので、次回の受験に向けて引き続き学習を進める予定です。

なので結果的には、全テーマが網羅的に掲載されているテキストで良かったと思っています。

本音レビュー|伊藤塾行政書士「超スピードマスター講座」をおすすめできる人、できない人

本試験まで時間のない人、受講以外にも十分な勉強時間を確保できる人には伊藤塾行政書士超スピードマスター講座をおすすめできますが、そうでない人にはおすすめできません。

当たり前かもしれませんが、ただ単に約70時間の講座視聴と過去問演習を1度やるだけでは合格レベルに達しません。

講座視聴の時間以外にも、過去問を繰り返し解くこと、数年分の年度別過去問に取り組むこと、自己の弱点を把握して点数を伸ばすための時間を確保する事が重要だと思います。

なので特に初学者の人は、1年位かけて着実に学習を進める方が良いと思います。

私自身も最短で合格したい気持ちは強かったですが、焦ることなく、着実に学習を進めることが最終的に合格への近道となるのではと今は思っています。

逆に本試験まで時間がない人は、超スピードマスター講座を試す価値があると思います。短期間で集中的に学習して試験に挑むのは一種の賭けのような所がありますが、時間が限られている場合には効率的に勉強できるので良いと思います。

伊藤塾行政書士「超スピードマスター講座」:受講者と本音のQ&A

伊藤塾行政書士「超スピードマスター講座」の講義はいかがでしたか?


全体的に、とても分かりやすかったです。
2022年度の超スピードマスター講座は、憲法、民法、商法、一般知識担当が平林講師、行政法担当が藤田講師でした。

正直言いますと藤田講師の講義は、テキストを読み上げて内容を説明するような、単調な講義だったイメージがあります・・。
ですが、行政法は他の科目に比べて暗記重視なので、それでも全く問題はなかったと思いますし、実際に点は伸びました。
※年度によって各科目の担当講師が変わるようです。

伊藤塾行政書士「超スピードマスター講座」の講義量ははいかがでしたか?

講義の量はちょうど良いと感じました。
全体で約70時間と、他の講座や予備校に比べて半分程度の長さですが、講座が目指す短期間での合格を考えると、この量は妥当だと思います。

伊藤塾のテキストの分量はどう感じましたか?

テキストの分量は合格には十分だと思います。

過去問の解答時にテキストを参照した際、必要な論点ががちゃんと書かれていて、一度も不足を感じることはありませんでした。
また、テキスト内のイラストや説明もシンプルで理解しやすく、不要な記載が多いという印象はなかったです。

伊藤塾のテキストの見やすさはどうでしたか?

テキストはカラーではないものの、とても見やすかったです。

講座を聞きながらメモを取る際に、テキストの余白が十分にあるのでストレスなく勉強できました。
カラーではないシンプルなデザインが、集中してメモを取るのに適していたと思います。

受験した模試の回数と点数を教えて頂けますか?

超スピードマスター講座に含まれている模試を2回受けました。

2回とも合格点に届かないギリギリの点数で、176点くらいでした。
正直、明らかに実力が伸びているのは普段の過去問演習・模試から感じていたので、本番でのマークミスが悔やまれます。

伊藤塾のサポートは利用しましたか?

受講生のみ参加可能な、オンライン質問会を2回利用しました。

顔出し不要のチャット形式なので気軽に参加できました。
他の受験生の質問も参考になりますし、試験に対する不安な気持ちに講師が適格に答えてくれるので、精神面の支えとしても役立ちました。

講師による無料カウンセリングもあるので、それも利用すればよかったと少し後悔しています。

「超スピードマスター講座」のコスパについて。受講前と受講後に感じたギャップを教えてください。

至極妥当な値段だと感じました。講師によって作り上げられた講座の完成度は高く、テキストや指導の質に満足しています。

ただ、ブラウザを介した動画視聴の使い勝手がイマイチでしたが、全体的な価値を考えると仕方ないかなと思います。

「超スピードマスター講座」カリキュラムの充実度についての感想を教えてください。

カリキュラムの充実度は高いと感じました。

超スピードマスター講座を全て受講した後に、過去問をやっていて、全く見たことの無いようなテーマの問題はほとんど無かったように感じました。

また、本試験の問題でも、マイナー論点だとされている問題以外は、ほとんど講座で学んだ事だったと思います。

「超スピードマスター講座」は、初学者・学習経験者どちらに向いている講座だとおもいますか?

どちらにも向いていると思います。

初学者同然だった私にも充分理解できるくらい分かりやすい説明で、楽しく受講出来ました。学習経験者にとっても、知識整理に役立てたり、出題予想があるので有効活用できるはずです。

逆に176点とか、合格点ギリギリで落ちてしまった複数年受験者の人は、超スピードマスター講座よりも、例えば記述式に特化した講座を受講するなど、落ちてしまった原因に基づいた勉強法を考えたほうが良いかもしれません。

「超スピードマスター講座」記述式対策はいかがでしたか?

記述式対策の講義も講座に含まれていましたが、民法などの他の講義に比べるとそこまで力を入れていない印象でした。

記述式に特化した解法スキルを教えてくれるというよりは、講師が問題を解きながら解説をしていくスタイルでした。
合格者の体験談からも、記述式はテキストを読み込んだり過去問をやって、論点の理解と暗記をしていれば特別に対策をしなくても解けるという声があったので、これで十分だと思いました。
また、講義中に、記述式で出そうなの論点を教えてくれるので、そこを六法に印を付けておき、直前期に詰め込めば問題ないかと思います。

\スピードマスター講座のガイダンス・合格者インタビューを見る/

   伊藤塾 公式サイト   

本音レビュー|伊藤塾行政書士 超スピードマスター講座:まとめ

今回は不合格でしたが、今後も受験予定です!

全くのノー知識から始め、超スピードマスター講座で基礎は固めたので、必ず合格するまでやってやるぞという気持ちです!

独学時代は「3か月で受かった!」という他の合格者の情報に惑わされ、雑な勉強をしてしまったと反省しています。
超スピードマスター講座を受講したことをきっかけに、自分に合った学習方法を見つけ、勉強量が不足していたことを実感しました。

この経験を通じて、自分に適した勉強方針が固まり、今後の学習にも十分活かせると確信しています。

また、今回は一般知識の足切りのため不合格になりました。
本試験後、自分の答案用紙を確認する為に、試験センターに開示請求をすることが出来るので、やってみたのですが、一般知識でマークミスをしていた事が分かりました。

マークミスがなかったら合格していたのかどうか聞かれると自信はないのですが、超スピードマスター講座のおかげで良い線は行っていたのかなと思います。

ケアレスミスも勉強不足の一つですので、今後はしっかり対策していきたいです。

\スピードマスター講座のガイダンス・合格者インタビューを見る/

   伊藤塾 公式サイト   

※2024年合格目標の超スピードマスターコースは、まだ開講していません。

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