2度正規受講した私が、フォーサイト行政書士講座の実態を暴露「不合格も経験」

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行政書士受験生

フォーサイトだけで合格できる?
デメリットやおすすめのコースは?
付け足すべき教材は?

このような疑問にお答えします。

このサイトの管理人
いけ

今回はフォーサイト行政書士講座を実際に2度受講して、
合格も不合格も経験されたIさん(大阪府・30代・女性)にインタビュー。

Iさんの合否通知書(左:2021年・右:2023年)

すでに講座探しに熱心な方であれば、フォーサイト行政書士講座の評判の良さはご存知なはず。

あまりの評判の良さに怪しさを感じることも・・・。

そこで今回は、
公式サイトの情報にはないフォーサイト行政書士講座の実態を
正規受講した方に公開してもらいます。

管理人

今回寄稿してくれたIさんは、勉強方法や時間配分をかなり詳細に記録していました。
フォーサイトを受講中の方にも参考になりますし、
「これから受講するかも・・」
という人もブックマークしてご利用下さい。

それでは、Iさんお願いします。


こんにちは、2021年度・2023年度にフォーサイト行政書士講座を受講したIです。

Iさんの試験結果(合格年度)

▶試験結果:192点
法令択一:100点
多肢選択:18点
記述式:30点
一般知識:44点
▶︎受講期間:11ヶ月
▶︎総勉強期間:743時間

勉強時間は、「集中」というアプリで記録していたので正確です。

それでは、本編でフォーサイト行政書士講座の受講体験を詳しくお話していきます。

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※正式な人数は公開されていないため、HP上の「合格者の声」を独自にカウントしました。

管理人

「絶対合格したい。本試験まで、800時間は確保できる。」→ 伊藤塾 or 資格スクエア

「勉強時間の確保が課題」→ スタディング一択。

と言った感じです。

目次

私が、行政書士試験を受けようと思ったきっかけ

私は人事関係の部署で社内規定を作成する業務を担当しています。

その際に、適切な法令知識が必要だと感じていたことから、法律系資格の行政書士に興味を持ち始めました。

また、ちょうどその時期に何か新しい知識やスキルを身につけたいと思っていたこともあり、
ちょうど良いタイミングだと思い、行政書士試験を受けることにしました。

フォーサイト行政書士講座を選んだ理由&再受講した理由

ここでは、私が、1度目の受験時にフォーサイトを選んだ理由
1年間のブランクを空けた2度目の受験時にフォーサイトを再受講した理由についてお話ししていきます。

フォーサイト行政書士講座を選んだ理由(初受験時)

初受験の時は、フォーサイトの他にもアガルートとスタディングを検討しましたが、次の理由からフォーサイトに決めました。

  • eラーニングが魅力的だった
  • 合格率が高い

私は、フルタイムで働いているため、通勤時間や日常生活のスキマ時間に勉強する必要がありました。
フォーサイトの「ManaBun」というeラーニングシステムは、
スキマ時間の勉強にピッタリな感じがしました。

あとは、合格率もフォーサイトを選んだ理由の一つです。

やはり数字には説得力があります。
私が受講を検討していたとき、フォーサイトの合格率は、全国平均の3〜4倍だったと記憶しています。

フォーサイト行政書士講座を再受講した理由(2度目の受験時)

2回目の受験は、他の講座を検討することなく、フォーサイト一択でした。

その理由は、次の通りです。

  • 法律初学者の私でも164点取れたから
  • 安心できるテキストとカリキュラム
  • 教材に慣れているから

フォーサイトを再受講した理由①:初受講時に164点取れたことで、合格のイメージが湧いた

フォーサイトを受講した1年目の試験結果から、この講座を使いこなせば合格は硬いと確信していました。

1年目は、法律初学者の私でも、バリューセット1だけで択一式問題158点、記述式6点の計164点(合格ラインは180点)。

総合点の大部分を占める択一式問題で合格圏の点数だったこともあり、
「あとは、記述式の点数だけ付け足せられれば合格できる」
という具体的なイメージが湧きました。

実際に、1年目と2年目の択一式の点数は、全く同じ144点。
記述式が24点伸びて「合格」
というイメージ通りの結果になりました。

フォーサイトを再受講した理由②:安心できるテキストとカリキュラム

これも1年目のフォーサイト受講時に実感したこと。

テキストは、薄いのに合格に必要な範囲をカバーできているので、
安心して「インプットは、これだけ!」と思えました。

カリキュラムも同様でして、
フォーサイトの教材だけやりきれば、合格できると確信していたので、
他の教材に寄り道したり、付け足したりと
余計な時間をかけずに済む点も再受講を決めたポイントです。

フォーサイトを継続した理由③:教材に慣れているので、計画が立てやすい

すでに一度受講しているため、
フォーサイトの教材や勉強の進め方についてのイメージができていました。

学習のメインとなるテキストと過去問演習の量が分かっていたため、
他の通信講座を利用するよりも学習計画が立てやす
かった
ことも再受講の後押しになりました。

次項から不合格の経験・合格の経験
それぞれで何が違ったのかお伝えします。

フォーサイト行政書士講座を受講するも、1回目は不合格

1回目の試験は、フォーサイト(バリューセット1)を受講して164点で不合格(2021年度)

不合格の原因を次のように分析しました。

  • 学習計画を立てなかった
  • 記述式問題の対策が不十分だった

フォーサイトを受講するも、不合格だった理由①:学習計画を立てなかった

仕事がとにかく忙しく、平日は集中的に勉強する時間が取れませんでした。
勉強できていたのは、通勤時間や家事の合間などがほとんど。

その焦りから、「とにかく目の前のテキストや過去問に取り組む」という姿勢に。

目の前の各項目に時間をかけ過ぎて、
8月に入ってもまだ商法・会社法、基礎法学、一般知識の分野に手が付けられず
という状態。

憲法、民法、行政法の復習に追われながら、未着手分野をなんとか進めていましたが、
最終的に、記述式の対策まで手が回りませんでした。

フォーサイトを受講するも、不合格だった理由②:記述式問題の対策が不十分だった

記述式の対策不足は、上記に起因しますが、
配点の高い記述式は、他の分野を捨ててでも対策すべきでした。

記述式の結果は、6点。

「どの順番で何を学ぶべきか、各科目にどれだけの時間を割くべきか」
を意識できていれば、得点効率の低いものを捨て記述式にかける
といった方法もあったと思います。

フォーサイトを再受講して、2回目の試験で合格

2回目の試験は、フォーサイト(バリューセット3)を受講して192点で合格(2023年度)

フォーサイトの教材さえあれば、あとは学習計画さえ見誤らなければ合格はグッと近くなる
そう確信して、学習計画を立てたことが功を奏しました。

フォーサイトで合格した私の学習計画

以下では、学習計画を立てた際の記録を紹介します。

STEP
勉強時間の目標設定

行政書士試験に合格するための勉強時間は、
初学者で約800時間
予備知識がある人で約600~700時間
と言われています。

私は2回目の挑戦なので、目標勉強時間を700時間に設定

STEP
1日あたりの勉強時間の目標設定

フォーサイトの教材が届いた直後、この日から試験本番まで残り何日あるのかを調べ、平日と休日にどのくらい勉強すべきか計算。

その結果、休日に5時間、平日に2時間勉強することを目標としました。

試験まで残り約11か月(2022年12月3日時点)
休日 → 5時間✕111日=555時間
平日 → 2時間✕233日=466時間
合計 → 555時間+466時間=1,021時間

1,021時間からはみ出た321時間は予備の時間です。
計画通りに進まないことが大半のため、約3割は勉強できないと見積もり、多めに設定。

最終的に、勉強時間は743時間でしたので、多めに目標設定しておいて正解でした。

STEP
それぞれの教材を1周するのにかかる時間を把握

まず、2022年12月3日時点で手元に届いたページ数などを数えました。

  • テキスト全ページ数:1,159ページ
  • 過去問演習の問題数(憲法、民法、行政法のみ):565問
    ※商法・会社法、基礎法学、一般知識は少し後に届きました。
  • 講義動画の本数:465本

以上を踏まえ、それぞれ1周するために必要な時間を計算します。テキスト1ページ、過去問1問にかける時間を3分、講義動画は平均して1本あたり7分と設定。

テキスト → 1,159ページ✕3分=3,477分(=57.95時間)
過去問演習 → 565問✕3分=1,695分(=28.25時間)
講義動画 → 465本✕7分=3,255分(=54.25時間)

これを元に、本試験までに勉強する量を計算します。

ちなみに、過去問演習は数か月後に追加分が届きましたので、手元に届き次第、同様に計算します。

STEP
本試験までに勉強する量を把握

試験本番までの344日で合計700時間で勉強する量は次の通り。

  • テキスト:最低3周する(58時間✕3周=174時間)
  • 過去問演習:最低5周する(29時間✕5周=145時間)
  • 講義動画:最低2周する(55時間✕2周=110時間)
  • 残りの271時間(700時間ー429時間)は、後日届く過去問講座(商法・会社法、基礎法学、一般知識)Manabun内の問題演習、eライブスタディの過去動画視聴、答練講座、直前対策講座をする。

学習計画を立てたことで、自分の現在地点を確認しながらゴールまでの距離を把握し、効率的に勉強を進めることができました。

学習計画は、目安にとどめる

上記では細かな計算をしていますが、肝心なのは目安
目安を作らないと、1つの単元に時間をかけ過ぎてしまいます。

なので実際は、

できるだけ、平日は2時間、休日は5時間勉強する
できるだけ、テキスト1ページは3分で読み切る
できるだけ、過去問1問は3分で解く
できるだけ、本試験までに、テキストは3周・過去問5周・講義動画2周

ぐらいの感覚で大丈夫。

行政書士試験の勉強では、
よく「テキストを○○周」、「過去問を○○周」という表現が使われますが、
この「周」が大事でして、理解できなくても先へ先へ進める必要があります。

「先へ進んでいったら後から分かった」
「1・2周目は全く理解できなかったのに、なぜか3周目でスッと理解できた」
なんてことはよくあります。

その理由は、民法にしても行政法にしても法律の構造に理由があります。
長くなってしまうので割愛しますが。

フォーサイト行政書士講座を利用した勉強方法

ここでは、私がフォーサイトをどのように使ったかを紹介します。

フォーサイトを使えば、
「こんな場面・こんなスキマ時間にも勉強できるんだ」
ということが伝わればと思います。

フォーサイトを利用した平日の勉強方法

平日は仕事中心の生活だったため、通勤や日常生活などの時間にタブレット端末とスマホを使って約3時間勉強するようにしていました。

出勤前の1時間洗顔、メイク、ヘアセット、朝食、食器の片付け、お弁当の準備、歯磨き、洗濯物干し、着替えの間にiPadで講義動画視聴
通勤中の約1時間スマホでeラーニング(音声講義、Manabunの問題演習、ダウンロードしたテキスト・過去問演習の確認)
帰宅後の1時間洗濯物の取り込み、晩ご飯の準備、晩ご飯、後片付け、髪の毛を乾かす、歯磨きの間にiPadで講義動画視聴

本当に平日の勉強は、時間がない中で自分でもよくやったなと思います。

フォーサイトを利用した休日の勉強方法

休日は平均して4〜5時間程度勉強しました。

自宅にいる時は紙のテキストと過去問演習、
気分転換でカフェなどに行く時は、iPadにダウンロードしたテキストと過去問演習
といった感じです。

フォーサイトのそれぞれの教材の使用比率

学習比率はインプットが40%、アウトプットが60%でした。詳細は次の通りです。

スクロールできます
インプットアウトプット
テキスト20%過去問演習
※Manabun過去問一問一答演習含む
40%
講義動画15%
講義音声5%Manabunの確認テストなど20%

さて、次項からフォーサイトの「良かった点」・「ダメだと思った点」についてお伝えしていきます。

フォーサイト行政書士講座の良かった点

  • eラーニングが充実している
  • テキストが分かりやすく、使いやすい
  • eライブスタディ

上記です。

フォーサイト行政書士講座の良かった点①:eラーニングが充実している

フォーサイトのeラーニングは、
講義動画
講義音声
デジタルテキスト
チェックテスト
確認テスト
と種類が豊富。

特に、バリューセット3のみで利用できる過去問一問一答演習機能が、知識の定着に効果的でした。

電車での移動時間やちょっとした待ち時間などに気軽に過去問演習を行えたので、
必然的に量をこなすことができ、
効率的にアウトプットできました。

フォーサイト行政書士講座の良かった点②:テキストが分かりやすく、使いやすい

フォーサイトのテキストはフルカラーで内容もシンプルにまとめられています。

また、書き込みが十分にできる余白がスペースが特徴的でした。

私はノート作りはせずに、テキストへの書き込みで完結しました。

フォーサイト行政書士講座の良かった点③:eライブスタディ

eライブスタディでは、ライブ配信で問題の出題と講義が行われます。

受講生はチャット欄からコメントを送ることができ、講師が質問に答えたり、ちょっとした雑談があったりと、「みんなで一緒に頑張っている」という気持ちになりました。

また、eライブスタディではテキストにはない知識も補足してくれるため、インプット学習に役立ちました。

フォーサイト行政書士講座のダメだと思った点

  • Manabunの各テストの進捗管理ができない
  • 直前対策講座の発送が遅い←要注意

上記2点が、私がダメだと感じた点です。

フォーサイト行政書士講座のダメな点①:Manabunの各テストの進捗管理ができない

Manabunのチェックテストと確認テストの進捗管理ができない点が不便でした。

例えば、前回の続きからやろうとしても、問題を解く直前の画面まで進まないと前回の日付が確認できないため、
画面を行ったり来たりしなければなりません。

私は一目で進捗状況が知りたかったので、スマホのメモアプリでリストを作っていました。
Manabun内で進捗状況をすぐ確認できるような機能があれば、もっと使いやいかと思います。

フォーサイト行政書士講座のダメな点②:直前対策講座の発送が遅い

直前対策講座が私の手元に届いたのは、試験の1か月半前。

たくさんの教材が届いたため、「あれもやっていない、これもやっていない」と精神的にとても焦りました。

当初の予定は、模擬試験や答練講座に集中する予定でしたが、
直前対策講座によって、スケジュール調整が必要となりました。

私は、2度目の受験でしたので
思い切って模試はやらない
記述対策に集中する
など自分なりに対応しましたが、初受験の人にとっては、この状況は酷

せめて、フォーサイト側も、直前期の勉強の優先順位をアドバイスする動画を
タイプ別・進捗度別に提供してくれれば良かったと思います。

ここで道を誤って不合格になってしまう人が多いのではないでしょうか。

フォーサイト行政書士講座をおすすめできる人

これまで見てきた点を踏まえて、私が考えるフォーサイトをおすすめできるのは次のような人です。

フォーサイト行政書士講座をおすすめできる人

  • 初学者
  • 日中勉強する時間を取れない人
  • 他の通信講座や独学で合格できなかった人

初学者には特におすすめです。
私自身も初受講の時の方が、フォーサイトのインパクトが強烈に残っているからです。

無計画で勉強を進てしまい、記述式対策まで手が回らなかくても、総合点で164点。
これは、フォーサイトの基本講義とテキストのおかげ。

正直、2度目の受講時は、合格できましたが、想定通りと言えば想定通り。

また、忙しくて勉強時間がなかなか確保できない人にもフォーサイトはおすすめです。
eラーニングのメニューが充実しており、
特にバリューセット3のみの付属の過去問一問一答演習機能は、スキマ時間に勉強に最適でした。

他の通信講座や独学で結果が出なかった人にもフォーサイトを試しもらいたいです。
というのも、フォーサイトには「戦略立案のみに焦ったテキスト」が一冊あるのですが、
この本は全受験生に役立つ内容となっているからです。

逆に次のような人には、おすすめできません。

フォーサイト行政書士講座をおすすめできない人

  • 全額返金保証制度目当ての人
  • フォーサイトを使えば4か月で合格できると考えている初学者

ここは、特に気をつけて欲しいので、詳しく説明していきますね。

フォーサイト行政書士講座をおすすめできない人①:全額返金保証制度目当ての人

フォーサイトのバリューセット3には、全額返金保証制度がありますが、この制度を受ける条件は非常に厳しいです。

条件の一つに、「Manabun内の学力テストで上位20%程度に入る」というものがあります。
この学力テストで約8割の受講者はふるいにかけられ、返金対象者から外れます。
私は何とか合格しましたが、「これはダメだったな」と思うほど、内容が難しかったです。

その他にも、
確認テストで漏れなく満点を取る、
教材を全て送り返す
といった条件があります。

「全額返金されるから」という理由で安易にバリューセット3を選ぼうとしている人はご注意ください。

フォーサイト行政書士講座をおすすめできない人②:4か月で合格できると考えている初学者

フォーサイトホームページの「たった4か月で合格!」という謳い文句がありますが、さすがに厳しいです。

確かに3か月や4か月の短期間で合格されている方もいます。しかし、初学者が短期間で行政書士試験に合格することはかなり難しいと感じました。

おそらく短期合格された方は、
宅建などの資格を取得済み、
法律の学習経験者、
など、何かしらのアドバンテージを持っているかと思います。

実際にテキストのページ数や過去問数、動画本数などを数えましたが、
初学者が4か月で合格するには、毎日コンスタントに6時間程度勉強をしないと難しい
と思います。

逆に言えば、しっかりと勉強時間を確保し、強い意志を持ってフォーサイトで勉強すれば、初学者でも短期合格は可能です。

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フォーサイト行政書士講座 Q&A

「フォーサイト行政書士講座」に付け加えた市販テキスト・単科講座がありましたら、その感想も含めて教えてください。

初めてフォーサイトを受講した時はバリューセット1を選択し、以下の市販の書籍を2冊買い足しました。

  • 行政書士六法全書
  • 国家試験受験のためのよくわかる判例

まず、条文を抑えるために行政書士六法全書を購入しました。また、フォーサイトのテキストには判例の出題ポイントしか載っていなかったため、重要判例を解説している本を買い足し、判例の全文を読むなどして知識を入れました。

ちなみに2回目の受験時はフォーサイトだけで合格できると判断し、何も買い足しませんでした。

模試を受けた時期と点数をおしえてください。

模試は受けませんでした。
当初は、フォーサイトの模試基礎レベル・本試験レベルどちらも取り組む予定でした。

しかし、直前対策講座と答練講座のボリュームが思った以上に多く、あっという間に試験直前(2週間前)になりました。

そのため、模試は受けずに、前回不合格の原因となった記述式対策に力を入れました。

フォーサイトの一般知識対策はいかがでしたか?

有効だったと思います。

私は新聞やネットニュースを読みませんし
試験勉強期間中はテレビを見る時間も講義動画の視聴に充てていたので、ほとんどニュースを見ませんでした。
それでも、一般知識科目の点数は56点満点中
1回目は40点、2回目は44点と高得点できました。

フォーサイトの記述式対策はいかがでしたか?

バリューセット1のみでは、記述式対策が不十分だと思います。

掲載問題数が民法が24問、行政法が16問(2023年度)しかありません。
すでに受講中の方は、
市販でもいいので、少しでも多くの記述式問題に取り組むことをおすすめします。

記述式対策には、基礎知識を抑えた上で、答えて欲しい要素(誰が、何を等)を決められた字数に納める練習が必要です。

バリューセット2と3であれば、直前対策講座の記述対策編に民法47問、行政法25問が収録されていたので、十分に対策を行えました。

フォーサイトの講義の量はいかがでしたか?

ちょうど良かったです。
行政書士試験で最も重要な民法と行政法は手厚くカバーされており、
出題範囲が広く配点が少ない商法・会社法は最頻出分野に絞ってくれているので、余計な勉強をせずに済みました。

テキストの分量はどう感じましたか?

合格するには十分です。初めて受講した時は内容がコンパクトで物足りなさを覚えました。それでも、勉強時間が足りず、ペース配分もめちゃくちゃだった私でも164点は取れました。

フォーサイトのコンパクトさは、合格するための基礎知識を厳選した結果だと感じました。

テキストの見やすさはどう感じましたか?

テキストは文字が大きく、イラストや表が多用されていて、とても見やすかったです。また、文字数もそこまで多くなく、余白も十分に確保されていました。

音読で見開き1ページを読み終える時間を計測していましたが、文字数が少ないページだと20秒、文字数が多いページでも9分程度と、繰り返し読むのにストレスが少ないテキストでした。

サポートは利用しましたか?

過去問演習で分からないことがあったので、Manabunを通じてメール質問をさせてもらいました。
翌日には回答が届き、内容も非常に丁寧で、無事に疑問が解決できました。

講座全体のコスパについて。受講前と受講後に感じたギャップを教えてください。

バリューセット1は、かなりコスパが良いと感じました。

eラーニングシステム・講義動画・eライブスタディ・テキスト・過去問題集・Manabun、フォローシステム
これらのサービスを54,800円で使えるのは非常にコスパが良いです。

その反面、バリューセット3は、ちょっと割高。

バリューセット1でも合格圏内に入れるのに、
直前対策講座やペースメーカー答練講座、過去問一問一答演習機能を付け足して、価格がバリューセット1の約2倍。

全額返金保証制度のコスト回収費用が含まれているのだと思いますが、バリューセット1が安すぎる反面、どうしても割高感があります。

ただ、バリューセット3のみに付属の過去問一問一答演習機能は、合格するために非常に役に立ったのも事実です。

カリキュラムの充実度についての感想を教えてください。

バリューセット1もバリューセット3もしっかりと取り組めば、合格できるカリキュラムです。

ただし、バリューセット1では記述式の対策を十分に行えないため、市販の問題集を購入するなど、何かしら自分で補う方が良いかと思います。

「フォーサイト」は、初学者向けだと思いますが、受験回数が2回目以降の人が受講する場合、法令択一式が何点くらい人におすすめでしょうか?

初学者から上級者まで、全ての人にオススメできます。

行政書士試験の場合、180点でも300点満点でも同じ合格です。フォーサイトは、180点以上取れる講座を提供しているので、合格したい全ての人にオススメできます。

講義の感想を教えてください。

講義の内容・質には、大変満足しています。
講師3人とも、励ましの言葉やエールから、受講生を本気で応援していることが画面を通して伝わってきました。

もし、他の難関資格に挑戦するなら、またフォーサイトを利用すると思います。

Eラーニング機能はいかがでしたでしょうか?

スマホだけではeラーニング機能の恩恵を十分に受けることができません。

チェックテストや確認テストはスマホの画面でも見やすいようにレイアウトされていて問題ありませんが、
講義動画を視聴するには画面が小さく、文字や表を読むのにストレスを感じました。

eラーニングはタブレット端末と相性が良かったです。
画面が大きいので、講義動画やeライブスタディをストレスなく視聴できます。私はタブレット端末を持ち歩き、家事の合間に講義動画を視聴していました。
また、ノートアプリ(Good notes)も使っていたため、紙のテキストと同じようにメモをしながら勉強でき、とても便利でした。

フォーサイト行政書士講座の受講体験:まとめ

私は飽きっぽい性格ですが、挫折することなく行政書士試験の勉強を続けられたのは、フォーサイトのおかげです。

一度不合格を経験しましたが、勉強の楽しさも見出すことができました。

行政書士試験は合格率が10%前後と難易度が高い資格です。
それでも、出題傾向を押さえ、基礎知識をしっかりと身につければ必ず合格できます

どの通信講座で勉強しようか悩んでいる、
独学で勉強しているけどうまくいっていない、
そんな方は、一度フォーサイトのテキストや講義動画を試してみてください。
無料の資料請求でお試しできるはずです。

もしかしたら道が開けるかもしれません。

私の受講体験談が、フォーサイト受講生やフォーサイトの受講を検討している方のお役立てれば幸いです。

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