今回紹介するのは、スタディング行政書士講座の受講体験談です。
スタディングは、新興の企業でありながら、SNSの評判からも高い人気が伺えます。
また、行政書士講座においては、クレアールでも講師を務めるベテラン竹原講師が講義を受け持っていたり、
2020年の合格者の声を見ると50人以上の合格者が確認できたりと、勢いのあるオンライン通信教育です。
そこで今回は、実際にスタディング行政書士講座を受講した方の「本音」を伺ってみました。
今回お話を伺ったのは、2021年にスタディング行政書士講座を約2ヶ月半受講されたDさんです。
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こんにちは、2021年にスタディング行政書士講座を受講したDと申します。
それでは、私のスタディングの受講体験談を紹介していきます。
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行政書士試験の受験を決意
私は今年、社労士試験を受験しました。
せっかく勉強習慣が身についたのだから、継続して何かの勉強をしようと思い、社労士資格と関係がありそうな行政書士受験を思い立ちました。
社労士試験が終わったのが8月22日。
思い立ったのが8月25日。
今年の行政書士試験の願書締め切りが8月27日だったので、まだ間に合う!
と急いで願書を取りに行き写真を撮って応募しました。
スタディング行政書士講座に決めた理由
当初、今年は記念受験で、本命は来年なので今年は独学で行こうと考え、独学用に合格革命のテキストを購入しました。
まずは民法からやろうと数ページ読んだところで訳が分からなくなり、手詰まりになりました。
社労士試験の勉強をしていたので、行政書士も行けるだろうと思っていた私はショックを受けました。
社労士試験は丸暗記で対応できましたが、「行政書士試験は丸暗記は通用しない」とすぐに気がつきました。
特に民法は、法律の暗記・理解と両方が必要で、社労士試験との違いを思い知らされました。
「制限行為能力?どういう意味?」
最初の一歩でつまづいた私は、社労士試験同様、通信教育を受講することを決めました。
そこで見つけたのがスタディングです。
購入の決め手は以下の2点。
- 値段が安い
- 来年の試験まで対応
スタディング行政書士講座に決めた理由1:値段が安い
クーポン適用価格で45,000円でした。
さらに、合格すると1万円の合格お祝い金がもらえるので
今年は難しいにしろ、もし受かったら「実質35000円!」と思い、購入に前向きになりました。
CMで有名なユーキャンや大原などの教材でここまで安いのは見つかりませんでした。
スタディング行政書士講座に決めた理由2:来年の試験まで対応
来年まで使えるというのが購入の決め手です。
今年は記念受験になる可能性が高く、本命は来年と考えていた私にぴったりでした。
以上の2点が、スタディングを選んだ理由です。
スタディング行政書士講座の感想|学習環境と各コンテンツ
スタディング行政書士講座を受講した感想を、
・学習環境
・各コンテンツ(講義動画・テキスト・確認テスト)
の2点に分けて解説します。
スタディングの感想①「オンライン学習環境は良好」
スタディングの特徴はすべてオンラインであるということです。
講義動画の視聴は当然オンラインなのですが、テキストもWebテキストを使用します。
別料金を支払えば紙のテキストも手に入りますが、合格革命のテキストがあった私は、紙のテキストは不要でしたのでオンラインのみの勉強スタイルです。
専用のアプリをダウンロードし、そのアプリ内で講義動画を視聴します。
講義動画は1講義15分程度。
ダウンロード可能で速度調整も可能。
この点は便利で良かったです。
また、講義動画を視聴する同一ページに、その講義範囲のWebテキストが読めるので、
動画とテキストを見比べることにさほどストレスは感じませんでした。
スタディングの感想②「各コンテンツは普通・・・」
続いて、勉強の流れに合わせて、講義動画・テキスト・確認テストの感想でーす。
まずは、講義動画を視聴します。
講義の特徴は、とにかく「普通」でした。
めちゃくちゃ良いとも言えないが、かといって悪い点もなく、ただ講師の先生が淡々とお話しされるのを聞くだけです。
眠気が出るのを抑えながら動画を視聴していました。
講義動画の次はテキストを読みます。
テキストも読みづらいわけではなく、かといってめちゃくちゃ良いとも言えない。
とにかく普通でした。
テキストを読み終えたら、簡単な確認テスト。
確認テストは正答率90%以上とれるようなごく簡単な問題で、少し物足りなかったです。
一通り講義動画とテキストを一周すると、スタディングのアプリを開く機会はがぐんと減り、あとはひたすら
ユーキャン一問一答と肢別問題集をやっていました。
問題をある程度解けるようになってきたら、スタディングの過去問題集と記述対策をやろうと思いましたが、時間が足りず、過去問と記述対策に手が回らないうちに本試験当日を迎えました。
上記のように、スタディングに対してネガティブな印象を与えてしまったかも知れませんが、独学で合格革命のテキストを読んでいるよりかは、明らかに理解が早かったです。
スタディング行政書士講座 良かった点 ・微妙だった点
上記が私の感じた良かった点、微妙だった点です。
それぞれの理由を解説します。
スタディング行政書士講座 良かった点3つ
アプリの使い勝手の良さ
オンライン教材だけあって、使い勝手が非常に良かったです。
講義動画やテキストは見やすいようにデザインされており、操作時のストレスもありません。
講義動画はダウンロードできるのでwifi環境にないような場所でも視聴することができますし、
学習フロー画面で、進行度合いがパーセンテージで確認できるのは、勉強ペースの目安になって良かったです。
ちなみに私は本試験を進行率67%で迎えました(笑)。
だから落ちたのでしょう。
本来、進捗率を100%にして、そこから問題集をさらにやり込んで本試験を迎えるべきだと思います。
値段が安い
値段が安いのはありがたいです。
来年合格して1万円取り戻してもっとコスパを上げたいです。
翌年も使える
翌年まで使えるという点は素晴らしいです。
受験日まで2か月しかないので教材買っても無駄になるかなと思っているときに「来年も使えます」というスタディングはとても魅力的に感じました。
スタディング行政書士講座 微妙だった点2つ
特徴がない
スタディングの印象は本当に普通でした。
めちゃくちゃ分かりやすい講義をするわけでもなく、だからと言って、分かりにくいわけではありません。
テキストも同様です。
めちゃくちゃ良くできているわけでもないですが、分かりにくいわけでもありません。
不満があるかと言われれば、特にないです。
では、良い教材なのかといわれると、そんなに良くもないのかなと言った印象です。
本当に特徴がなく、いたって普通な印象です。
ただ、じっくり取り組むことができれば、スタディングだけで十分合格はできそうです。
値段、翌年まで使えるという点を考慮すればコスパは良いと思います。
もっと使いやすい問題集があれば・・・
問題が過去問しかなく、問題集の使い勝手もあまりよくなかったかな?
という印象です。
行政書士の問題集は『合格革命の肢別問題集』が良くできているので、そちらばかり使用していました。
スタディングの問題も肢別だったら、もっと高評価だったと思います。
社労士試験では一問一答形式の問題集を使用していた私は、スタディングが用意した問題では物足りなかったため、別途ユーキャンの一問一答と合格革命の肢別問題集を購入しました。
スタディング行政書士講をおすすめできる人、できない人
スタディングの特徴は本当に普通なところです。
特にめちゃくちゃわかりやすいわけではないのですが、丁寧に教えてはくれるので、時間をかけてじっくり取り組めば確実に合格する力は身につくと思います。
「もうちょっとメリハリつけた方が良いのではないか?」
「試験に出なさそうなところは、思い切ってカットしても良いのではないか?」
と個人的には思う部分もありました。
なので、3ヶ月ほどの超短期間で合格をしたい方には不向きなのではないかと思います。
逆に、本試験まで1年程度あり、学習にかける時間がたっぷりあるという方には、値段の安いスタディングは十分購入に値する教材だと思います。
ちなみに、私は本試験1ヶ月半前にゆーき大学の神ノートも購入して併用しましたが、私のように超短期で合格を目指す方は『ゆーき大学』の方が合っているかもしれません。
下記に『ゆーき大学』の体験記を寄稿させて頂きました。
スタディング行政書士講の受講体験:まとめ
記述抜きで160点を取り、記述の結果待ちでしたが、対策をしていなかったため手ごたえがまるでありませんでした。
結果、記述4点でしたので、やはり記述対策は必要だなと感じました。
今年は、スタディングのカリキュラムの記述対策にまで手が回らなかったので、来年はスタディングの進行率を100%にして本試験に挑みたいと思います。
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