【よくわかる行政法】評判と5つの特徴【受験生レビュー|行政書士試験】

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本記事は、行政書士試験に合格した僕の実際の体験レビューです。
受験生歴4年、独学も通信講座も経験済み。詳しい受験歴はこちら

行政書士受験生

よくわかる行政法って行政書士の行政法対策に有効ですか?

よくわかる行政法の特徴や評判などが知りたいです。

このようなお悩みにお答えします。

管理人の受験歴(クリック→)

1年目(2019):独学で174点(LECのウォーク問を中心に勉強)
» 【行政書士受験ブログ】独学1年目、不合格だった理由|勉強時間・使用テキストなど


2年目(2020):独学で176点(スー過去・合格革命肢別を中心に勉強)
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3年目(2021):海外居住のため受験を諦めました。スー過去を一周のみで断念

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» スタディング行政書士の実態|400時間使った僕が解説
 

スタディング公式サイトでも僕の合格体験談を掲載頂いてます。

結論から言うと、
よくわかる行政法は、良書ですが相性が良くない人もいます。

この記事でよくわかる行政法の特徴を知り、テキスト選びの参考にしてもらえれば幸いです。

本記事の内容
・「よくわかる行政法」の評判
・「よくわかる行政法」の特徴と感想

「よくわかる民法」もレビューしています。
» よくわかる民法を使った感想と注意点【受験生レビュー】

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目次

国家試験受験のための「よくわかる行政法」とは

よくわかる行政法[第7版]

本書が届いた時は、厚みが「よくわかる民法」の8割くらいで少し安心しました。
ページ数も実際に8割くらいです。

コンセプトは、”行政法を、身近な法律として感じ取り、生きた知識として習得する”

行政方が理解しにくい要因

行政法が理解しにくい要因は、
一般的な解説書には耳慣れない専門用語と抽象的な記述にあふれかえっているため、
具体的なイメージを掴むのが困難だから。

そのため、本書では行政法の理論を抽象的に解説するだけでなく、
実際の内容現実の運用
を織り込みながら解説してます。

よくわかる行政法の書籍情報

国家試験受験のためのよくわかる行政法(第7版) の書籍情報

著者:神余 博史 (かなまる ひろふみ)氏

予備校・通信教育機関等で20年以上にわたって行政書士試験等の受験指導をしてきた講師


本書の対象読者:
行政法を生き生きと学びたい人
・初学者、独学者


定価 :2,970 円( 税込)
大きさ:A5 判
ページ数:424ページ
発行日:2018年12月20日 
出版社:自由国民社

※平成29年成立の地方自治法改正に対応

よくわかる行政法の特色

よくわかる行政法の特色

1.各頁の記述を2段組にし本文では、行政法を理解するための「幹」となる部分を解説。
細かい事項でも本文を理解するのに必須の法律用語などは右の段に記述

2.行政組織法、作用法、救済法を相互に関連ずける設例を要所要所に配置

3.各講の終わりに、行政書士試験・公務員試験に出題された過去問および練習問題を掲載

よくわかる行政法の評判

〜「よくわかる行政法に関する」ツイート〜

良い評判

よくわかるシリーズ憲法、行政法が良本だと言うことが2年目にしてわかるという始末

民法が難しいと感じてる方へお勧めの本です! めちゃくちゃわかりやすいです! 『よくわかる民法』 あと同じ神余先生の著作『よくわかる行政法』もわかりやすいです

憲法と行政法のインプット学習を終えました。所要期間は2週間ほど。 『国家試験受験のためのよくわかる』シリーズ、特に行政法については噂に違わぬ良書。紙幅の都合上、オールインワンのテキストはどうしても記述が簡素になってしまうため、科目別テキストを手元に置いておけば安心感が増します。

国家試験受験のためのよくわかる行政法。 行政書士試験の行政法勉強してる時に基本テキストは合格革命使っていて分からない時にサブテキストで使用した。かなり詳しく分かりやすく説明してくれるのでオススメ。

いまいちな評判

『よくわかる民法』がわかりやすいから独学でもいける いけません、私はよくわかる民法、行政法、憲法、商法会社法を揃えましたがだめでした 良書ですが、独学で読み込むには時間がかかりすぎます

法律初学者だったわたしにとって行政法は全容がつかめないものでした。 「よくわかる行政法」というテキストを使っていたけど 一般法理論 行政強制(義務履行の確保) 行政手続法 行政不服審査法 行政事件訴訟法 国家賠償 地方自治法 とは分けてくれていないので困った。

「よくわかる行政法」の5つ特徴と感想

5つの特徴と使ってみた感想を合わせて紹介します。

特徴は5つは次の通り

・図表が少ないがわかりやすい
・判例は少なめ
・地本自治法の量がちょうどいい
・索引が便利
・複数回転読みやすい仕組み

よくわかる行政法の特徴1:図表が少ないがわかりやすい

文章中心で、図表が少ないです。

配色も黒と青の二色刷りなので、
勉強慣れしていない人
本を読み慣れていない人にとっては、
「取っ付きにくいのでは」と思います。

しかし、視覚的に理解できる・覚えられる所は少なくても、
それを上回る説明のわかりやすさがあります。

その理由は、「よくわかる民法」同様、

イメージしやすい設例(事例) → 条文に基づく要件 → 条文に基づく効果 → 設例の場合どうなるか

このプロセスで説明しているのでわかりやすいのだと思います。
いきなり条文をバンって出されるよりも、このようにイメージできる設例から入っていくことで、初学者もとっつきやすいです。

よくわかる行政法の特徴2:判例は少なめ

判例は、重要な判例に絞っている感じで少ないと感じました。

判例知識のカバー対策は、過去問を解きながら判例知識を入れていくか、判例付き六法を使用すれば問題ありません。

行政法は取りこぼしができない科目なので、判例は本書以外の対策が必要です。

行政法の本試験の判例出題傾向

令和2年本試験の行政法の判例からの出題は、19問中5問でした。

2問は現場思考でとく必要のある問題、
3問は判例知識が必要な問題でした。

よくわかる行政法の特徴3:地方自治法の量がちょうど良い

よくわかる行政法-地方自治法

地方自治法はどこまで勉強するのかが難しいところ。

合格革命シリーズなどは、
一冊で全ての科目をカバーできて便利ですが、
行政法の中の地方自治法になると物足りない感じがしました。

本書は、地方自治法の分量が多すぎるわけでもなく、
重要な論点に絞りつつも十分な量だと感じました。

地方自治法に関してはメインテキスト(合格革命 基本テキスト)より使用しました。

よくわかる行政法-目次 地方自治法

よくわかる行政法の特徴4:索引が便利

よくわかる行政法-索引

スマホやパソコンよりも行政書士受験生にとっては、自分が求めている情報に最短でアクセスできます。

1年目はメインテキストとして、
2年目は副読本として索引を多用しました。

直接強制と即時強制の違いと要件って何だっけ?
反論書ってなんだっけ?
法定受託事務って何だっけ?

といった疑問が出た時に、索引から調べて
その調べた用語の意味だけでなく、
その用語周りを体系的に振り返れるので記憶に残りやすいです。

よくわかる行政法の特徴5:複数回転読みやすい仕組み

小見出しを使うことで、1回転の読む分量を減らすことにより複数回転読みやすくなる

本文以外に以下のような小見出し(※正確には凡例)がついています。

Check本文の記述に関する重要事項の説明
一歩前進理解しにくい部分を補足して説明
ここが狙われる試験で狙われやすい事項
閑話休題ちょっとしたコラム。息抜き
用語の説明用語の説明
アドバイス学習指針や出題傾向
本文を理解するために参考となるコメント
「よくわかる行政法」の凡例

これがあることによって、

・1周目を読むときは、「一歩前進」を飛ばす。
・2周目を読むときは、「閑話休題」・「用語の説明」・「アドバイス」を飛ばす。
・試験前は、「ここが狙われる」だけを読む

のように、1回転の読む分量を少なくすることにより、複数回転読みやすくできます。

これがなぜ良いのかと言うと、法律の勉強は、まず全体像をとらえ、その次に各部に枝葉を付けていくという方法が有効だからです。

下のようなイメージです。

hほ方方rほうりほうりt法律法律n法律の法律のb法律のべ法律のべn法律のべん法律のべんk法律のべんky法律のべんきょ法律の勉強

「よくわかる行政法」を安く買う方法

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» 【正誤表情報あり|2021年版】合格革命 肢別過去問の使い方とレビュー

まとめ

よくわかる行政法とは

国家試験受験のための「よくわかる行政法」は、行政法の実際の内容現実の運用を織り込みながら解説することで”行政法を、身近な法律として感じ取り、生きた知識として習得する”ことをコンセプトとしている。

よくわかる行政法とはよくわかる行政法の評判

良い評判
・良本
・わかりやすい
・噂に違わぬ良書
・分からない時にサブテキストで使用

いまいちな評判
・独学で読み込むには時間がかかりすぎる
・全容がつかめなかった

5つの特徴

設例において行政法の実際の運用の説明を織り交ぜていることにより、図表が少なく文章中心にも関わらずわかりやすい。

判例は少ない。過去問を解きながら判例知識を入れていくか、判例付き六法を使用するのがおすすめ。

地方自治法の量がちょうどいい(感想)。

索引が便利。調べたい用語周りを体系的に振り返れるので記憶に残りやすい。

小見出しを使うことで、1回転の読む分量を減らして、複数回転読みやすくなる

今回は、以上です。
最後まで読んで頂きありがとうございました。

2年間の試験勉強で使ったテキスト・勉強時間を次の記事で紹介しています。

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